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光学的性能について

光の透過率・反射率とは?
透過率
何もない状態を100%とした時に、どの程度光線が透過するを示した割合。
反射率
ミラー(定められた測定用のアルミ蒸着などの反射板)に反射した光を100%とした時に、どの程度光線が反射するかを示した割合。

測定方法は?
ヴェールスクリーンのようなクロス素材で、拡散系の透光・遮光を計る規格はありませんので、板ガラスの測定方法に準拠(分光光度計を用いて300~2100ナノメーターの範囲で測定)して測ります。
JIS R 3106 板ガラス類の透過率・反射率・放射率・熱日射取得率の試験法方法

▲透過光測定のイメージ
光源から出た光が試料を通過し、この光を積分球が捕捉し受光器にて測定する

▲反射光測定のイメージ
光源から出た光が試料に反射したものを積分球を用いて捕捉し、受光器にて測定する。

光の波長とは?
自然光は波長(周波数)の違う光が集まっています。人間の目に見える範囲を可視光線といい、その範囲外に紫外線と赤外線があります。

▲光の波長の区分

計算と数値の補正
計算は、個々の測定値に重みを付け、若干の補正を入れて積分します。
透過率と反射率は上記の方法で各々測定の上で算出するため、乗算して100%以上になったり40%に満たなかったりします。和が100より小さい時は、その残りは吸収されたものと解釈しますが、100%以上になることは不自然なので、100%になるように透過率・反射率の比率で按分して、和が100%になるように補正します。日東紡のヴェールスクリーンではADAD(縦横糸が共に白)のみが100%を越えるので補正を行っています。
また、一般には黒っぽい色は光を多く吸収し、白っぽい(明度が高い)色は、光の吸収が小さい性質があります。
紫外線透過率については、ISO9050に基づいて測定・計算しています。紫外線は波長が短いため、生地の目明きに程度(開口率)に大きく左右されます。



熱的性能について

日射熱取得率(イータ値)とは?
ガラス面に入射する日射を1.0とした場合、室内側に流入する熱量の比率です。日射進入率という場合もあります。単位は、1.0に対する比率です(直接透過と室内側での再放熱を足した数字になります)。
→日射熱取得率(イータ値)が小さいほうが、冷房時の負荷が小さいことになります。
→イータ値=日射透過率+(室外側表面熱伝達抵抗/(室外側表面熱伝達抵抗+室内側表面熱伝達抵抗))

日射遮蔽係数(SC値)とは?
3ミリの透明ガラスの日射熱取得率(イータ値=0.88)に対する比率です。
→日射遮蔽係数が小さいほうが、冷房時の負荷が小さいことになります。
→SC値=イータ値/0.88

熱貫流率(U値)とは?
内外の温度差を1℃とした時に、単位面積あたりに単位時間に流れる熱量のことです。
→熱貫流率の値が小さいほど断熱性が高く、特に暖房負荷の低減に効果を発揮します。
→熱量(W)=熱貫流率×(熱入力側温度-熱出力側温度)×面積


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