トップメッセージ

代表執行役社長 多田弘行

グローバル・ニッチNo.1を創造し続ける企業グループへ

 日東紡グループは1923年(大正12年)、福島県で繊維メーカーとして創立して以来、グラスファイバー工業化(1938年)、グラスウール工業化(1949年)、機能性ポリマー「PAA®」の工業化(1983年)等、新たな技術を切り拓き、これまでに存在しない世界初、日本初の素材を創り出してまいりました。そして、長年にわたって技術・知識を蓄積、継承し、時代の変化をチャンスとして、新技術へのたゆまぬ挑戦と旺盛なパイオニア精神により成長を遂げてきました。

 2023年に創立100周年を迎え、2024年は次の100年に向けた新たな挑戦の始まりの年となります。世界情勢は、社会、経済、安全保障など諸分野において激動の時期にあり、当社グループを取り巻く内外の環境も刻々と変化しています。当社がさらなる成長を遂げるには、時代の変化に迅速に対応していくことが不可欠です。2024年4月には、変化に機動的に対応できるように組織を3事業部門制から5事業本部制に改めました。また、中長期的な社会のニーズに応えられるように日東紡グループが2030年にありたい姿『Big VISION 2030』を掲げており、持続可能な社会の実現に向けて取り組んでおります。

持続可能な社会実現のために「環境・エネルギー」「デジタル化社会」「健康・安心・安全」に貢献するグローバル・ニッチ No.1を創造し続ける企業グループ 持続可能な社会実現のために「環境・エネルギー」「デジタル化社会」「健康・安心・安全」に貢献するグローバル・ニッチ No.1を創造し続ける企業グループ

<グローバル・ニッチNo.1とは>
・全てのアイデアの可能性を生かし、眠る需要を掘り当て、ピンポイントのニーズに応える。
・強みとする技術を軸とし、新しい分野へも挑戦を試み、社会に必要不可欠な製品の開発を進める。
・最終的には製品開発で独自のポジションを築き、グローバルな顧客に深く根ざすことを目指す。

 次の100年に向けて、変化をチャンスとして果敢に挑戦していきます。今後とも日東紡グループにぜひご期待いただきますようお願い申し上げます。

代表執行役社長多田 弘行