グラスファイバー事業部門は、今後も限りない可能性を追求し、ガラス繊維メーカーのトップを走り続けます。
日東紡グループは、日本で初めてグラスファイバーの工業化に成功し、現在では糸の製造からガラスクロス加工、複合材料の開発まで一貫して行うことで、幅広い分野に製品を提供しています。なかでも、ミクロン単位のガラス糸で織る超極薄ガラスクロスは、小型・軽量・高機能化が進むパソコンやスマートフォンなどの電子機器の精密基材として使用され、その品質は世界から高い評価を得ています。
グラスウールの分野でも、断熱材のパイオニアとして高い独自技術を誇っています。特に高性能グラスウールは、高気密・高断熱住宅の断熱材として、省エネ社会に貢献しています。
「繊維強化プラスチック(FRP/FRTP)」は、軽量で高強度の素材として、自動車の様々な部品で幅広く使われています。
日東紡のグラスファイバーは高い形状安定性や加工性だけでなく、耐衝撃性や耐熱性などの特長で電動化や高度運転支援へと進化する自動車に新しい価値を提案します。
独自技術によりグラスファイバーの断面を通常の円形でなく、長円形にすることで複合材料として使用した際に成型品の反り・ねじれを抑えます。わずかな歪みも許されないスマートフォン等の小型電子機器の筐体に使用されています。
日東紡グループの超極薄ガラスクロスは、絶縁性・耐熱性・寸法安定性に優れ、主に電子基板の絶縁層として利用されています。より薄く、均一な繊維分布により、電子機器のさらなる小型・高機能化に寄与しています。
超極細グラスファイバーを用いて作る膜材用ガラスクロスは屋内テニスコート、テント倉庫用膜材、各種イベント用として広く用いられているほか、多目的スタジアムやサッカー場などでも採用されています。
グラスウールは、高い断熱性能を発揮します。気密性、防音性にも優れ、住宅・ビルなどの建築物から、船舶・車両などに幅広く使われています。住宅用では細繊維化によるさらなる性能向上で省エネ社会に貢献します。
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