フィラメントワインディング法(Filament Winding)は、ロービングを1~数十本引き揃え、樹脂を含浸させながら回転する金型(マンドレル)に所定の厚さまでテンションを掛けて所定の角度で巻き付け、硬化後脱型する成形法です。この成形法はFRP(繊維強化プラスチック)の成形法の中で繊維強化材の強さを最も有効に利用した成形法です。
長所 | FRPの中ではガラス含有率が高く、高い機械的強度が得られる 機械成形の為、品質が安定している 大量生産と自動化が可能である |
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短所 | 設備投資が必要 円筒状、球形が主で回転体に限られ、形状に制約がある |
用途例 | パイプ、圧力容器、釣竿、ゴルフクラブシャフト等 |
フィラメント ワインディング 成形に適したガラス基材 |