事業の概要
血液や尿などから健康状態を調べる体外診断用医薬品を提供しています。日東紡グループ内で原料から製品までを一貫製造しており、高品質な体外診断用医薬品を安定供給できることが最大の特長です。
この高い品質が評価され、世界中の医療現場で用いられており、日本国内では免疫系血漿蛋白分野で高いシェアを獲得しています。
高齢化の進展と生活習慣病の増加を背景に、ますます高まる臨床検査ニーズに応えるべく、高品質な体外診断用医薬品の開発と安定的な供給に日々努めています。
血液や尿などから健康状態を調べる体外診断用医薬品を提供しています。日東紡グループ内で原料から製品までを一貫製造しており、高品質な体外診断用医薬品を安定供給できることが最大の特長です。
この高い品質が評価され、世界中の医療現場で用いられており、日本国内では免疫系血漿蛋白分野で高いシェアを獲得しています。
高齢化の進展と生活習慣病の増加を背景に、ますます高まる臨床検査ニーズに応えるべく、高品質な体外診断用医薬品の開発と安定的な供給に日々努めています。
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ニットーボーメディカル(株)は、免疫学、生化学、血液学の分野を中心に、多くの体外診断用医薬品を提供しています。特に免疫学分野の血漿蛋白系体外診断用医薬品は1988年から製造を開始し、「免疫のニットーボー」として、医療機関を中心に確固たる信頼を獲得しており、日本国内に留まらず世界中の医療現場を支え続けています。また、医療機関の検査室や人間ドックなどで使われる汎用自動分析装置用の試薬「N-アッセイ」シリーズに加え、骨粗鬆症の診断に用いる「TRACP-5b」などが国内外から高い評価を得ています。
メディカル事業は、1965年ごろ日東紡の旧化繊研究所で産声を上げました。当時の化繊研究所は、合成繊維の研究からファインケミカルへと指向をシフトし、「次世代を担う化学は生物化学である」という考えのもと、これまでの事業分野と全く異なる新分野に進出し、「アミノ酸ペプチド誘導体」の研究を開始しました。この研究を出発点として、生化学系診断薬の開発を進めていきましたが、免疫学系診断薬の市場拡大を受け、1985年から免疫学系診断薬の原料となる抗血清を製造するInternational Immunology Corporation、Midland BioProducts Corporation(のちのNittobo America Inc.)との連携を開始しました。以降、体外診断用医薬品の開発技術と抗血清の製造ノウハウを積み上げ、現在のメディカル事業の基盤ができあがりました。