個人投資家の皆様へ

日東紡ってどんな会社?日東紡ってどんな会社?

暮らしと社会を支える縁の下のチカラ持ち。

日東紡グループの製品は、今日も見えないところで 皆様の暮らしと社会をチカラ強く支えています。

  1. 1携帯基地局向け 基板用ガラスクロス
  2. 2FRP用グラスファイバー
  3. 3グラスウール断熱材
  4. 4ガラスクロス膜材(内膜)
  5. 5ロールスクリーン生地「VERRE SCREEN®」
    (ヴェールスクリーン)
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  1. 6スマートフォン筐体用チョップドストランド
    プリント配線基板用ガラスクロス
  2. 7ネットワークサーバー向け基板用ガラスクロス
  3. 8テニスラケット補強用グラスファイバー
  4. 9プリント配線基板用ガラスクロス
  5. 10道路補強用ガラスクロス
  6. 11機内用ガラスクロス/機体補強用ガラスクロス
  7. 12ガラスクロス膜材(内膜)
  8. 13FPR・FRTP部品用グラスファイバー
    制振材用ガラスクロス
  9. 14LNGタンク保冷構造用ガラスクロス
  10. 15体外診断用医薬品
  11. 16インクジェットプリンタ用助剤
  12. 17日東紡の新しいふきん®
  13. 18接着芯地

沿革

1898(明治31)年

郡山絹糸紡績株式会社(郡山)設立

1918(大正7)年

福島精練製糸株式会社(福島)設立

1923(大正12)年

日東紡績株式会社創立

-福島紡織株式会社(旧 福島精練製糸(株))が片倉製糸岩代紡績所 (旧 郡山絹糸紡績(株))を買収するかたちをとり、商号を日東紡績株式会社に変更し、創立

1938(昭和13)年

グラスファイバーの工業化に成功

-日本初、世界では米国オーエンスコーニングファイバーグラス社が
同時期に工業化

1949(昭和24)年

日本で初めてグラスウールの製造を開始

1960(昭和35)年

ロングセラー商品となる「日東紡の新しいふきん®」を発売

1969(昭和44)年

プリント配線基板用ガラスクロスの製造を開始

レディス用芯地「ダンレーヌ®」の製造を開始

1982(昭和57)年

血液凝固因子検査薬の製造を開始

1983(昭和58)年

世界で初めて機能性ポリマー「PAA®」の工業化に成功

1988(昭和63)年

免疫血清学系検査薬を発売:

2008(平成20)年

福島工場・福島第2工場がPRTR大賞を受賞

2015(平成27)年

「日東紡の新しいふきん®」がグッドデザイン・ロングライフデザイン賞を受賞

ニットーボーメディカル(株)が民間部門農林水産研究開発功績者表彰

農林水産大臣賞を受賞

2019(令和元)年

Baotek Industrial Materials Ltd.(台湾)を連結子会社化

日東紡の事業内容

グラスファイバー事業

原繊材事業

特徴あるグラスファイバーを強化プラスチック用途や電子材料用途などに幅広く提供しています。

  • 複合材用グラスファイバーA

    主な用途 住宅・自動車

  • ガラスヤーンB

    主な用途 クロス材料:電子材料・産業資材

機能材事業

ガラスヤーンで織ったガラスクロスを基地局、データセンターなどのインフラからPC、スマートフォンに至る電子デバイスまで、幅広い電子材料用途に提供しています。

電子材料用ガラスクロスC

主な用途 プリント配線基板(マザーボード、半導体パッケージ)

主な用途 プリント配線基板(マザーボード、半導体パッケージ)

設備材事業

グラスウールやグラスファイバーを、産業資材用途・建設資材用途に提供しています。

  • グラスウール

    主な用途 住宅

  • 産業資材用グラスファイバーD

    主な用途 建築・自動車

サプライチェーン

サプライチェーン

サプライチェーン

  • Only 1 No. 1の技術
    • 世界最細レベルのグラスファイバー
    • 独自組成によるスペシャルガラス
  • 日東紡が目指すNo. 1
    • 電材分野…技術・商品力に磨きをかけ、超極細・超極薄・スペシャルガラス分野の世界No.1
    • 複合材・産業資材分野…提案力、対応力(スピード)・品質による価値創造への貢献で、お客様満足度No. 1

ライフサイエンス事業

メディカル事業
(体外診断用医薬品)

体外診断用医薬品は、健康診断や人間ドック、病院での受診の際に用いられる検査薬で、原料から最終製品までの一貫生産を行い、医療・検査機関に提供しています。

取引先 医療機関:診察・健康診断・人間ドック

スペシャリティケミカルス事業

独自性の高い機能性ポリマー(高分子化合物)を顧客ニーズに合わせ、幅広い用途に提供しています。

主な用途 インクジェットプリンタ助剤、水処理剤、製紙・加工金属助剤など

  • Only 1 No. 1の技術
    • 抗血清から試薬販売までの一貫体制
  • 日東紡が目指すNo. 1
    • 抗血清から試薬製造・販売までのグローバル垂直統合事業で、免疫系血漿タンパク診断薬分野の世界No. 1

繊維事業

接着芯地・ふきん

衣服のシルエットを整える接着芯地やロングセラー商品「日東紡の新しいふきん®」を提供しています。

取引先 アパレル・日東紡の新しいふきん®

取引先 アパレル・日東紡の新しいふきん®

  • Only 1 No. 1の技術
    • 世界最薄レベルの接着芯地
  • 日東紡が目指すNo. 1
    • 接着技術を活用した高機能資材分野の
      世界No. 1

日東紡のありたい姿

2030年にありたい姿

Big VISIOM 2030

持続可能な社会実現のために、
「環境・エネルギー」「デジタル化社会」「健康・安心・安全」に貢献する
グローバル・ニッチ No. 1 を創造し続ける企業グループ

  • 環境・エネルギーに貢献する製品・サービスの提供
  • デジタル化社会に貢献する製品・サービスの提供
  • 健康・安心・安全に貢献する製品・サービスの提供

全てのステークホルダーから
「日東紡でよかった」と思われる
企業グループを目指す

  • 企業としての社会的責任
    SDGs・ESG経営の実現
    地球温暖化・環境問題の
    深刻化

    • 循環型社会の形成
    • 法規制の加速

  • スペシャルガラス
    (低誘電・低熱膨張)の需要増
    超スマート社会の到来

    • 通信の高速化(5G/6G)
    • AI技術の進化・IoT時代の到来

  • 予防医療の充実
    健康促進マインドの高まり
    社会構造問題

    • 少子高齢化(国内)
    • 人口問題等

日東紡が目指すグローバル・ニッチ No. 1

  • 市場の声を
    “聴き・捉え・フットワーク良く対応する”

    高感度 No. 1 企業

  • 独自の技術を磨き鍛え
    マーケット・ニーズにマッチした商品を提供する

    高付加価値商品
    No. 1 企業

前中期経営計画 2017-2020年度

変革と創造への「挑戦」

新中期経営計画
2021-2023年度

変革と創造の「実現」

4つの重点施策

  • 成長戦略の実践

    高付加価値商品で更なる事業の成長を創出

    • スペシャルガラスによる収益拡大
    • 体外診断薬分野の販路拡大
    • 新規商品の開発力強化
    • 顧客価値を高めるソリューション営業力の強化
  • 経営基盤の強化

    筋肉質の事業体への進化(レジリエンシー確保)

    • 景気変動に負けない筋肉質経営
    • 事業ポートフォリオの最適化、不採算事業の見直し
    • IT/DX導入による技術開発・生産技術の変革
  • 環境課題への取り組み強化

    持続可能な社会実現に向けた
    環境問題への真摯な取り組み

    • CO2排出量の削減
    • リサイクル・リユースの推進
    • 環境配慮型新商品の開発
  • 変革を起こす人財の育成

    変革を生み出す 人財・組織・仕事環境

    • イノベーション人財の育成
    • ダイバーシティ&インクルージョンの推進
    • 働き方改革と業務改革
    • 従業員エンゲージメントの向上

財務目標

財務目標

くわしく見る

前期中期経営計画の成果
そして新中期経営計画の取り組み

前中期経営計画の4年間では、将来への成長に向けた基盤づくりの期間として、M&Aを含め568億円の設備投資を行いました。
また、研究開発を強化するために総合研究所を設立し、人員増強や施設整備にも取り組んできました。
一方、戦略的な投資成果の刈り取り、収益構造が脆弱な事業分野における構造改革の実行、
様々な事業リスクに対する強靭性確保などは、
前中期経営計画の4年間を経て明確になった、新中期経営計画の課題です。
新中期経営計画においては、グラスファイバー事業では前中計で築いた基盤を活用し投資成果を刈り取るとともに、
スペシャルガラスの生産設備の更なる増強を進めます。メディカル事業ではバリューチェーンを活用し、
国内外の拡販に注力してまいります。
併せて収益性の低い事業の構造改革を進めて経営基盤を強化し、企業価値の向上を図っていきます。

中期経営計画

中期経営計画

  • 前中計の成果
    高付加価値戦略の推進・将来の成長基盤の構築

    ・グラスファイバー事業
    スペシャルガラス(ヤーン)の生産能力増強、ガラスクロスの生産体制確保

    ・メディカル事業
    M&Aや戦略的提携推進により、原料開発から研究・生産販売までの垂直統合ビジネスモデルの強化

    総合研究所の設立による中長期の研究テーマ推進のための体制整備
  • 新中計の取り組み
    成長投資による成果の刈り取り

    ・グラスファイバー事業
    高付加価値製品へのリソースシフトにより、更なる成長を創出

    ・メディカル事業
    グローバル・バリューチェーンを活かした事業展開

    不採算事業の構造改革

    →筋肉質の事業体への進化


  • 設備投資(検収ベース、M&A含む)
  • 研究開発費

環境目標

環境目標


新中期経営計画 基本戦略

新中期経営計画 基本戦略

業績の概況

2023年度上期
(2023年4月~9月)
連結業績

2023年度上期は、グラスファイバー事業において高付加価値品であるスペシャルガラスの販売は回復基調が継続したものの、そのほかの汎用品の低迷などもあり、前年同期の販売実績を下回りました。当期純利益は、前年同期に固定資産売却にともなう特別利益を計上したことから、大幅な減益となりました。

  • 売上高
  • 営業利益
  • 経常利益
  • 親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益

2023年度上期 セグメント別業績

事業別売上高構成比

くわしく見る

  • 原繊材事業

    原繊材事業では、強化プラスチック用途の複合材や電子材料向けヤーンの販売は前年同期を下回り、減収、営業損失となりました。

    原繊材事業
  • 機能材事業

    機能材事業では、低誘電特性を持つスペシャルガラスの販売が伸長しましたが、減収減益となりました。

    機能材事業
  • 設備材事業

    設備材事業では、引き続き、断熱材および設備・建設資材向けガラスクロスの堅調な販売が収益に貢献したことにより、増収増益となりました。

    設備材事業
  • ライフサイエンス事業

    ライフサイエンス事業では、メディカル事業の販売は順調に推移した一方、飲料事業が連結対象から外れたことにより、減収減益となりました。

    ライフサイエンス事業
  • 繊維事業

    繊維事業では、芯地の販売は好調だったものの、コストアップの影響を受けたことにより、増収減益となりました。

    繊維事業

※売上高は外部顧客向け

株式情報&株主メモ

株式の状況

(2023年9月30日現在)

発行済株式の総数 37,723,012株
株主数 8,406名
所有者別株式分布状況

所有者別株式分布状況

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大株主

(2023年9月30日現在)

株主名 持株数(千株) 持株比率(%)
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 4,427 12.10
株式会社日本カストディ銀行(信託口) 3,514 9.61
住友不動産株式会社 2,383 6.51
日本生命保険相互会社 1,614 4.41
第一生命保険株式会社 1,316 3.60
住友生命保険相互会社 1,082 2.96
エア・ウォーター株式会社 997 2.73
株式会社東邦銀行 905 2.47
あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 890 2.43
株式会社みずほ銀行 800 2.19

※持株比率は、自己株式を控除して計算しています。
なお、自己株式には株式給付信託に係る信託口が保有する当社株式は含まれていません。


株主事務に関するご案内

事業年度 毎年4月1日から翌年3月31日まで
定時株主総会 毎年6月下旬
基準日 定時株主総会の議決権 毎年3月31日
期末配当金 毎年3月31日
中間配当金 毎年9月30日
その他必要があるときは、あらかじめ公告をして定めます。
公告方法 当社ウェブサイト内の下記アドレスに掲載します。
https://www.nittobo.co.jp/
ただし、事故その他のやむを得ない事由によって電子公告による公告をするこできない場合は、日本経済新聞に掲載します。
上場証券取引所 東京証券取引所プライム市場(証券コード3110)
株主名簿管理人及び特別口座管理機関 東京都千代田区丸の内一丁目3番3号
みずほ信託銀行株式会社

配当

所有者別株式分布状況

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