グラスファイバーとは

組成/特性

日々めざましく高度に多様化する産業界、特に電子材料などの特殊用途では、高強度、高弾性、低誘電などの性能がこれまで以上のレベルを求められています。日東紡では、そのニーズに応えるため、それぞれに独自の機能、特長を有する各種組成のグラスファイバーを取り揃えています。

  汎用 スペシャルマテリアル
特性 Eガラス Tガラス NEガラス
密度(g/cm3※1 2.6 2.5 2.3
引張り強度(GPa)※2 3.2 4.8 3.1
引張り弾性率(GPa) 75 86 64
最大伸び率(%) 4.8 6.1 4.8
熱膨張係数(×10-6/℃)※1 5.6 2.8 3.3
軟化点(℃)※1 844 >1000 -
誘電率[1GHz]※1 6.8 5.4 4.8
誘電正接[1GHz]※1 0.0035 0.0043 0.0015
特徴
  • 電気絶縁性
  • 高引張強度
  • 高引張弾性
  • 高耐熱性
  • 低誘電率
  • 低誘電正接
  • ※1 塊状のガラスの測定値
  • ※2 バージンファイバーと呼ばれる欠陥の少ないガラス繊維で測定。理想強度に近い値
  • ※上記データは、実測値の一例であり、規格値ではありません
  汎用 スペシャルマテリアル
組成 Eガラス(%) Tガラス(%)
SiO2 52~56 64~66
Al2O3 12~16 24~26
CaO 20~25 -
MgO 9~11
R2O 0~0.8 -
B2O3 5~10 -
ZnO - -
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