株主・投資家の皆様へ
2024年5月、日東紡グループは、4年間の新たな中期経営計画(2024-2027年度)をスタートさせました。新中期経営計画においては、長期ビジョンである2030年にありたい姿『Big VISION 2030』の実現に向け、前中期経営計画で実行した投資の着実な刈り取りと、急激な市場の変化にも機動的な対応を可能とする積極的な成長のための投資を継続してまいります。また、従来の3事業部門制から5事業本部制に再編し、各事業本部における商品開発・製造・販売の一体運営、顧客視点を強化したスピード経営を実践し、次の100年に向けた新たな柱づくりに取り組んでまいります。
さらに、2030年の環境目標を確実に達成するため、製造過程におけるCO₂削減はもちろんのこと、廃棄ガラスの削減と、環境貢献商品の開発を推進し、持続可能な社会の実現のための取り組みに注力してまいります。これら施策推進の基盤となるグループ従業員には、人財育成と働き方改革を進め、モチベーティブかつクリエイティブな環境を形成していく所存です。
当社グループは、独自商品である、高速大容量のデータ処理に適したスペシャルガラス、人々の健康維持・増進に欠かせない体外診断用医薬品等の高付加価値品で更なる事業の成長を創出していくとともに、引き続き「グローバル・ニッチNo.1」という目標に向けた顧客価値創造への取り組みを強化してまいります。
今後とも、株主・投資家の皆様からのご理解・ご支援を賜りますようお願い申し上げます。