若手社員座談会
チャレンジできる環境が、夢を後押しする
2018年に日東紡へ入社した4人の若手社員は、なぜ日東紡を選び、いかに成長してきたのか?
1年を超えるキャリアを振り返り、彼らが挑んできたフィールド、自らの課題、そして未来への夢に耳を傾けると、日東紡ならではの働き方が見えてくる。
中辻 匡俊
総合研究所
体外診断薬
基礎研究担当
佐藤 陸
グラスファイバー事業部門
営業担当(電子材料)
桝谷 亜美子
総合研究所
体外診断薬
研究開発担当
宇佐見 宙樹
総合研究所
グラスファイバー
研究開発担当(電子材料)
優しい社風と、技術への強い想いが、
入社を決意させた
中辻
私の大学院時代の研究室は、日東紡と共同研究を行っており、月に1回ほど日東紡の社員が研究室に訪れていました。その社員はアカデミアのように研究を楽しみながら、熱い想いを込めて製品開発に取り組んでおり、研究データの議論をする時も夢中で、研究を心の底から楽しんでいる姿が印象的でした。共同研究を通して、「私も日東紡の社員のように、製品化と基礎的な研究を並行して追求し、医療や社会に貢献したい」そう思えたことが入社の決め手でした。
佐藤
就職活動の面接では、どの企業でも緊張の糸が途切れることはありませんでした。
しかし、日東紡の面接は社員の雰囲気が柔らかく、自然体に話ができる点がとても印象的でした。役職を問わず、常に物腰柔らかに話しかけてくださる姿勢を通じて、社風の良さや、将来自分がここで働くイメージが膨らみました。
入社後も面接時に抱いた印象はそのままで、とても優しい社風です。
宇佐見
グラスファイバーは一般的にあまり知られてはいませんが、自動車やスマートフォン、建築資材など身近な製品に多く使われており、ニッチな素材ではありますが、日常生活に不可欠です。そのグラスファイバー業界で長らくリーディングカンパニーとして社会的地位を確立してきた日東紡の「確かな技術力」は魅力的でした。
また、面接を重ねていく上で、面接官が自分の話をきちんと聞いてくださり、たとえ学生であっても対等に会話をしてくれる社風も入社を決める後押しとなりました。
桝谷
私が就職活動で重視したのは、分子生物学や免疫学の知識・実験手法など、大学時代の知見を活かせる環境でした。日東紡は免疫項目の体外診断薬開発に注力しており、今後もメディカル事業を拡大する予定だと聞き、ここなら自分の力で人々の健康に貢献できると思いました。
最終的な決め手は、会社の風土です。どの社員も親身になって話を聞いてくださり、自分の意見もしっかり伝えられたため、納得して入社を決意できました。
重大なミッションも若手に任せる、
チャレンジに満ちた現場
中辻
日東紡は、社会に貢献するための"ものづくり"に一切妥協しない会社です。
現在、私は乳癌診療の予後予測や、治療方針の決定に用いられるマーカータンパク質の新規定量化技術の開発研究などを行っています。月に一回は、進捗報告会で議論を交わしますが、現場はデータオリエンテッドであり、若手社員でも迷いなく意見を主張できます。
"ものづくり"に一切妥協しないからこそ徹底的な議論がなされ、良い意見であれば積極的に採用され、責任のある仕事も任せてもらえるため、やりがいがあります。
佐藤
日東紡は、社員の挑戦を応援してくれる会社です。
私は学生の頃から海外営業志望でしたが、入社後の配属ではガラスヤーンという糸製品を販売するヤーン営業部にて国内顧客の担当を任されました。
それでも「海外顧客を担当したい」と周囲へアピールをしたところ、入社1年目で海外顧客を担当することになりました。海外顧客担当者の一覧に自分の名前を見つけた時は、本当に驚きました。
日々の努力や自分の熱意を受け止めていただき、とても嬉しかったです。
宇佐見
他社と比較すると、日東紡は若手社員の育成に力を入れていると思います。社会人基礎力を向上させるための新人研修は、東京本部で約3週間と長期にわたります。また、新人研修終了後も、入社3年目までは定期的に社会人基礎力を磨く研修が設けられており、会社からの期待を感じます。
現在の部署に配属されてからは、仕事内容でわからないことがあった時は上司や先輩が親身に話を聞いてくれ、的確なアドバイスをくれるため、とても力強いです。
桝谷
若手でも責任ある仕事を任せてもらえるのは、日東紡の特徴の一つです。
私が所属するメディカル研究開発センターでは、入社半年後には研究テーマが与えられ、先輩のサポートの下、製品開発の主担当者となります。
製品開発では求められる性能の担保はもちろん、製造工程までを見据えて製品設計を行う必要があります。どのような材料・測定手法により課題を解決すべきかなど、あらゆることを自分で考え検証でき、提案が採用されることも多いため、能動的に働くことができます。
難題に挑むからこそ、
深い達成感を味わえる
中辻
私たちのチームは、患者様の検体の測定などをしていますが、最近はその測定結果の解析の一つを任されるようになりました。重要なデータの解析ですので、日東紡の若手への裁量権の大きさを感じます。
先日も、元々は私の上司が海外の方とミーティング予定でしたが都合がつかなくなり、急遽データ解析の話ができる現場担当者として、私一人で説明を行う機会がありました。
入社1年目から様々な経験を積め、急速な成長を感じています。
佐藤
私はヤーン営業でグラスファイバー事業部門の重要拠点である台湾地域を担当しています。
日本国内及び台湾の工場と調整をしながら顧客との価格や数量の交渉が主な業務です。
入社1年目としてはかなりハードな仕事内容でしたが、上司やグループ会社に出向している先輩社員と密に連携を取り、プロジェクトを進めています。
毎月、台湾にも赴き、海外営業のダイナミックさを感じる日々です。
宇佐見
私は日東紡の製品の利点やセールスポイントを、お客様目線で明確化するための新たな評価法の確立に挑んでいます。日東紡の新規ガラスクロスを、プリント配線基板に加工した際の特性評価の方法を確立する前例のないミッションです。
高機能ガラスの評価法が社内で規格化できれば、自社の開発スピード向上にもつながり、会社の発展に寄与できます。中長期的な視野を持って業務を組み立てる必要があり難しいですが、自らの手で進めていく楽しさがあります。
桝谷
当社独自の機能性ポリマーを使用した血液前処理方法や新規製品の開発を担当しています。
大学時代とは全く異なる実験手法での検証が多いため苦心していますし、期待の性能を得られないこともあります。
しかし、考察を繰り返して新仮説を証明できた時、さらには検体の処理工程の一部として採用された時の達成感は格別です。これからも一歩ずつ課題を乗り越えていきます。
夢を明確に抱ける環境だから、
成長課題も見えてくる
中辻
近い将来の目標は、乳癌診療の病理診断の標準化です。さらには、より正確な診断方法の開発や、早期発見が困難な病気の診断など、画期的な技術を生み出すことで、新たな測定技術や方法論の構築も目指します。
診断は、患者様の病気を直接的に治療するものではありませんが、診断なしでは適切な治療をすることは困難です。
患者様の命やQuality Of Lifeに大きく関わる部分であり、自身の成果が多くの命を救うことにつながります。
簡単な仕事ではないですが研究開発に励み、これまでにない新たな技術を生み出し、医療に貢献したいです。
佐藤
当面の目標は、中国語の習得です。
現在は会社の自己啓発セミナーの受講や、スマートフォンのアプリを使用して中国語を日々学んでいます。
特に発音の難しさに苦戦していますが、現地の人々と交流を深めるには言語と文化の理解が必須です。世界情勢を鑑みても、中国語の習得は避けられません。
将来的には中国大陸や欧米諸国などの企業も担当したいため、言語習得はもちろんのこと実務力も並行して磨き、グローバルに活躍する営業を目指します。
宇佐見
乗り越えるべき目標は、現在の研究テーマである評価法の確立です。
毎日、試行錯誤の連続ですが、自分が定めた条件がこれからの日東紡製品の評価の基盤になると考えれば、自然と身が入ります。
中長期的には、市場の動向を見越して動ける人材になることが目標です。
例えば、製品の素材を変更する際もサプライチェーンのコストまで含めて吟味できるような経営者的、大局的な視点で物事を判断し、実行できる人材になりたいです。
桝谷
まずは自分が開発を担当した製品を数年後に上市し、患者様の病気の診断に役立つことが目標です。
現在担当しているテーマは基礎検討が始まったばかりで、原料の性能評価から外部機関での臨床試験まで多くのハードルが存在します。
そのため、セミナーや学会に積極的に参加し、新技術や材料に対する見識を深めていきたいと考えています。
将来的には、前処理分野のみならず免疫系や生化学系の体外診断薬の開発にも携わって日東紡の主力製品となるような体外診断薬を開発し、その製品を使用していただくことで患者様のQuality Of Lifeの向上に貢献していきたいです。
就職活動では、自分らしく働ける会社を見極めてほしい
中辻 匡俊さんからのメッセージ
「社風と、素の自分がしっくりと合う」そんな会社を探してみてください。
学生時代の私は、研究について熱く語るタイプでしたが、日東紡の選考以前の面接では型にはまったアピールをして上手くいきませんでした。
そんな時教授から「君なら、素の自分を出していけば大丈夫」と言われ、強い励みになったことを覚えています。ぜひ、素直な気持ちで自分を表現しましょう。
私は社風の合う日東紡と出会い、気持ち良く働けています。
佐藤 陸さんからのメッセージ
「自分自身を客観視する」、「自分の就職活動の軸を曲げない」。私はこの二点を重要なポイントにしました。
皆さんもぜひ、ご家族やご友人などに、「自分はどんな人間だと思う?」と尋ねてみてください。
客観的な意見で自己を理解すると、気づかなかった長所や短所がわかり、自ずとやりたい仕事が見えてくるはずです。
そこで考え抜かれた答えは強い就活の軸となり、その軸を絶対に曲げなければ、心から納得できる就職活動ができます。
宇佐見 宙樹さんからのメッセージ
志望している会社があれば、まずは社員や職場の雰囲気を体感することをお勧めします。
私は、静かに黙々と作業をする環境ではモチベーションが上がらないので、時にはジョークも言えるフランクな職場を求めていました。
日東紡はインターンシップを通して、穏やかで真面目な人柄ではあるが、ジョークも飛び交う社員の雰囲気に働きやすさを感じました。
社会人になっても、最も重要なのは周囲の環境や人間関係だと強く思っています。
桝谷 亜美子さんからのメッセージ
会社の説明会にはなるべく参加してみてください。
社員から社風も感じ取れますので、自分との相性を検討する貴重な機会になります。
私は穏やかな社風の中で研究に打ち込める企業を探しましたが、いずれの条件にも合致したのが日東紡でした。もし、上手くいかない状態が続いても、自分に問題があるのではなく「縁がなかっただけ」です。
気持ちを切り替え、落ち着いて自分の言葉で自己表現をすれば、良い出会いがあるはずです。