日東紡がよくわかる6つのコト
日東紡のビジネス
時代のニーズに応える5つの事業本部で製品の開発、製造、販売
日東紡グループは1923年に福島県で繊維メーカーとして創立されて以来、日本初のグラスファイバーの工業化(1938年)、 日本初のグラスウールの製造(1949年)、メディカル事業への進出(1987年)など、時代の変化をチャンスとして、新技術へのたゆまぬ挑戦と旺盛なパイオニア精神により成長を遂げてきました。
日東紡グループを取り巻く環境変化は大きく、マーケットや顧客のニーズが複雑に変容している状況です。このような状況の中、持続的な成長と企業価値向上のため、個々のマーケットの変化を的確に捉え、意思決定のスピードを上げ、ニーズを先取りすることでグローバル・ニッチNo.1を創造し続ける企業グループを目指していきます。
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Summary
NO.1の技術で世界のニーズに応える日東紡
世界が注目する最先端技術
日東紡はグラスファイバー分野で高速大容量通信関連市場の需要増大、メディカル分野では「治療から未病へ」の貢献として体外診断用医薬品需要の高まりに応えています。グローバル・ニッチNO.1を目指す日東紡は、独自の技術力と新技術への挑戦により、さらなる成長が期待されています。
スペシャルガラス
世界で5G(第5世代移動通信システム)をはじめとしたデジタルインフラの進化が進む中、日東紡の2つのスペシャルガラスが注目されています。ひとつ目が5G高速・大容量通信、高速処理パッケージを支えるNEガラス(低誘電・低誘電正接ガラス)、もうひとつは高密度パッケージ基板に不可欠なTガラス(高弾性・低熱膨張ガラス)です。 高速大容量通信社会の実現に向け、半導体、そしてプリント配線基板の進歩を支える最先端の高機能ガラスクロスへの要求水準はより一層高まっています。IoT(Internet of Things)の進展により、電子材料のニーズはますます広範な産業に広がっていくことになるでしょう。 また、日東紡では、低誘電・低誘電正接、高弾性・低CTE(低熱膨張率)といった高機能スペシャルガラスを開発し続けることで、デジタルインフラ社会の進化を更に加速させていきます。
体外診断用医薬品
日東紡グループの取り扱う体外診断用医薬品は、血液や尿中の成分を測定し、体内の異常を検出する医薬品です。
日東紡グループの体外診断用医薬品は、現在約70項目を測定することが可能であり、主な原料である抗血清を米国グループ会社で製造、自社一貫体制で新製品の開発や安定供給を実現しています。特に免疫学系の分野においては、多くの製品が高いシェアを獲得しており「免疫のニットーボー」の呼び名で親しまれております。
日東紡グループは、国内外の研究機関と連携し最先端医療技術を研究することに注力し、高品質な体外診断用医薬品を国内外へ供給することで、健康管理や病気の早期発見に貢献し、「治療から未病へ」という時代のニーズに応えていきます。
フラットファイバー
日東紡独自の技術により開発したフラットファイバー(FF)は、通常の繊維のような丸い断面ではなく、長円形の断面形状をしています。グラスファイバーの断面がこのような形状をしていることで、成形材料として使用され、成形品の流動性、寸法安定性、引っ張り強度が向上します。一層の小型化・軽量化に貢献する超扁平や極細タイプなどを開発することでバリエーションを増やし、これまでに採用されることのなかった産業領域への拡大を進めています。 そのため、プラスチック強化材としてスマートフォンの筐体や自動車部材などに使用されています。
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さらなる新技術への挑戦で、最先端をめざす
若手が活躍できるフィールド
若手社員の活躍は当社の未来を担う大切な要素です。職種にかかわらず、若手のうちから自発的に挑戦できる環境を整え、成長をサポートしています。30歳前後の中堅社員層になるタイミングで、本人の適性や希望を考慮し、話し合いながらキャリアを検討します。日東紡ではこの時期になるまでに、プロフェッショナル人財としての専門スキルを確立することを目指しています。
若手社員活躍の一例
Case 研究開発
入社2年目から研究機関との共同研究の主担当者として活躍
Case 営業
入社1年目から海外営業担当として、グローバルに活躍
Case 技術
技術職として硝子溶融炉設計に携わる一方で、社内のDXを推進する業務も兼務
Summary
若⼿のうちからチャレンジングな活躍ができる
グローバルな舞台へ可能性を広げる
キャリアや部署に関係なく、海外での活躍を望む社員にトレーニー制度や海外赴任の機会が与えられています。これらの機会を活用し、自分自身を成長させながら、海外でのキャリアを築くことも可能です。グローバルに活躍できるプロフェッショナルを目指し、自身の可能性を広げることができます。
グローバルな活躍の一例
Case トレーニー制度
海外トレーニー制度を利用し海外留学。その後アメリカ駐在
Case 海外赴任
入社6年目から海外製造拠点の経理担当として活躍
Summary
若手のうちから主体的にチャレンジできるフィールドがある
DE&Iの推進
現代においては、DE&Iやワークライフバランスの重要性が高まっています。日東紡でも、さまざまな事情を抱える社員が活躍できるような環境づくりに注力しています。柔軟な働き方やキャリア支援制度を提供することで、社員一人ひとりの働きやすさを追求し、さまざまなバックグラウンドを持つ従業員がやりがいを持って働けるよう取り組んでいます。
Summary
社員それぞれに合った働き方で、活躍できる環境をつくる
数字で見る日東紡の働きやすさ
日東紡での働きやすさを数字で表してみました。
基本労働時間7時間40分 平均勤続年数18年 3年後新卒定着率88.8% 有給取得日数(年平均)12.1日 残業時間(月平均)7.2時間 住宅補助家賃75%(上限あり) 30歳未満の女性従業員比率32% 男性育休取得者73.9%
※2023年度末(2024年4月)現在