日東紡ってどんな会社?

事業と製品

セグメント別売上高

グラスファイバー事業 753億円(80.7%)

ガラス繊維のトップメーカーとして、幅広い分野に高品質かつ高機能な製品を提供し、環境負荷の低減やデジタル化社会の実現に貢献しています。

ライフサイエンス事業 144億円(15.5%)

多くの検査項目で国内トップシェアを誇る体外診断用医薬品と、ニッチ市場のニーズに応えてきた機能性ポリマーで世界中の健康・安全・快適を支えています。

繊維事業 24億円(2.6%)

衣料副資材の接着芯地や生活に密着した製品の製造・販売のほか、接着技術を活用し生活資材や産業資材のニーズにも応えています。

その他 11億円(1.2%)

製品のポイント

FRP・FRTP部品用グラスファイバー

自動車の進化を支える

軽量で高強度の素材として、自動車の様々な部品で幅広く使われています。高い形状安定性や加工性、耐衝撃性や耐熱性などの特長を持ち、電動化や高度運転支援といった自動車の進化を支えます。

スマートフォン筐体用
チョップドストランド

薄くても歪まない独自技術を活用

グラスファイバーの断面を通常の円形ではなく長円形にすることで、複合材料として使用した際に成型品の反り・ねじれを抑えます。スマートフォン等の小型電子機器の筐体に使用されています。

ガラスクロス膜材

適温・適湿な快適空間を創出

超極細グラスファイバーを用いて作る膜材用ガラスクロスは屋内テニスコート、テント倉庫用膜材、各種イベント用として広く用いられているほか、多目的スタジアムやサッカー場などでも採用されています。

グラスウール断熱材

断熱・防音を省エネに

グラスウールは、断熱性、気密性、防音性に優れ、住宅・ビルといった建築物や、船舶、車両など幅広く使われています。住宅用では細繊維化によるさらなる性能向上で省エネ社会に貢献していきます。

プリント配線基板用ガラスクロス

電子機器の小型化・高機能化に寄与

絶縁性、耐熱性、寸法安定性に優れ、主に電子基板の絶縁層として利用されています。より薄く、均一な繊維分布により、電子機器のさらなる小型・高機能化に寄与しています。

体外診断用医薬品

病気の早期発見を可能に

人間ドックなどで使われる汎用自動分析装置用の試薬や、骨粗鬆症や再発乳がんの診断に用いる試薬などを提供しており、国内外から高い評価を得ています。

インクジェットプリント用助剤

あらゆるインクを落ちにくく

紙、布、フィルムといった印刷基材へのインクの定着性、耐水性を向上させるために使用されています。多様なラインナップを揃えており、目的・用途に応じた製品提案をしています。

接着芯地

世界トップ技術で見た目も着心地も良く

保形やシルエット調整のために衣服の表地と裏地の間に使用されます。世界最薄、最軽量レベルの加工・接着技術を活かし、表地の風合い、縫製、仕上げ、着心地まで考慮した製品を開発・生産しています。

持続可能な成長を
目指して

日東紡グループは2030年にありたい姿を『Big VISION 2030』として掲げています。
また、豊かな社会の実現に貢献するため、マテリアリティを特定し、ESG課題の解決にも取り組んでいます。

Big VISION 2030

持続可能な社会実現のために、「環境・エネルギー」「デジタル化社会」「健康・安心・安全」に貢献するグローバル・ニッチNo.1を創造し続ける企業グループ