安全衛生

基本的な考え方

日東紡グループは、従業員の安全・健康を事業経営の基盤と捉えています。
そのため、安全な職場環境の整備や従業員への教育を推進するとともに、グループ内での情報共有も推進しています。さらに、拠点ごとに委員会を設置し、災害や事故のリスク管理に取り組んでいます。

行動指針

  • 1. 職場環境の整備

    安全・健康に働ける職場環境を維持・向上させるために、リスクアセスメントを実施し、危険・有害要因を排除・低減するとともに、必要な経営資源の投資を行います。

  • 2. 健康維持・増進

    自由闊達な意見交換ができる明るい職場づくりを進め、過重労働や職場でのハラスメントの防止に努め、従業員の心身の健康維持・増進を積極的に支援します。

  • 3. 労働政策の遵守と管理

    法令その他安全衛生に関する基準を遵守し、自主的な安全目標・安全基準を定め、その達成に努めます。

  • 4. 定期診断の実施

    定期的に安全衛生診断を実施し、安全衛生管理体制の検証・整備を図るとともに、その管理水準の向上に努めます。

  • 5. 教育・啓発

    すべての従業員に対し、安全衛生方針を周知させる等、安全衛生教育を徹底し、全員参加で、安全で衛生的な職場環境づくりを実行します。

2017年7月1日制定

安全衛生の取り組み

日東紡グループでは、更に安心・安全な職場づくりのために、拠点ごとの安全衛生診断や火災リスク診断を実施しています。また、グループ内の安全活動事例や災害事例の情報共有などの取り組みを推進しています。

2021年度の主な取り組み

取り組み 活動内容
事業所安全衛生診断 事業部門と本社部署により「状態」「行動」「意識」の面から安全衛生活動について客観的な評価を行い、事業所は指摘項目の改善に取り組むことで、グループ内の安全管理水準の均質化と向上を図っています。
事業所火災リスク診断 外部専門家の診断により、「管理体制」「設備」の面から、第三者視点で火災リスクについての評価とリスク低減へのアドバイスを受け、課題の把握と改善を行うことで火災防止に取り組んでいます。
グループ内情報共有 安全衛生診断や火災リスク診断の結果、安全衛生活動の好事例、グループ内統一書式による災害対策レポート等を共有することで、グループ内の経験や知見をそれぞれの事業所の活動に反映させています。

大規模災害への対策

日東紡グループは、災害・事故などに備えたリスク管理を実施しています。従業員の安全・健康を事業経営の基盤と捉え、諸法令を遵守し、安全で働きやすい職場環境を整えるべく、拠点ごとに委員会活動を行うとともに、役員が参加するBCP訓練や地震・火災に備えた訓練を定期的に実施しています。

大規模災害等発生時の基本方針
  1.   従業員とその家族の安全・安心を最優先とする。
  2.  有用な製品、技術及びサービス等の重要業務を可能な限り継続し、停止した場合でも早期復旧を目指す。
  3.  事業中断リスクを適切に管理し、経営への影響を最小限にする。
  4.  よき企業市民として、地域住民及び周辺自治体との協調に努める。
  5.  策定したBCPは定期的に更新し、演習を行うことで実行性を確保する。(年1回)
BCP実働演習の様子

BCP実働演習の様子