日東紡の高付加価値製品を
広く世界に拡げていきたい
河野 哲朗
グラスファイバー事業部門
営業担当(産業用資材)
2017年入社
経済学部卒
国内外のお客様のニーズを先読みし、ガラスクロスの販路を拡大
国内の他、海外市場において、主に産業資材用途ガラスクロスの営業をしています。国内市場では、主に制振材用ガラスクロスという自動車の走行時の振動を抑える部品に使われる製品の営業を任されています。一方、海外市場では、ロールブラインド用途のガラスクロスや、スタジアムやテントで使用される膜材に使用されるガラスクロスを扱っています。制振材用ガラスクロスの販売は、市場トレンドや使用される自動車の生産台数に大きく影響を受けるため、市況や市場調査はもちろんのこと、定期的なお客様へのヒアリングが重要です。一連の営業活動を通じて、常に最新情報をキャッチアップするよう努めています。ロールブラインド用途のガラスクロスや膜材用途のガラスクロスの営業は、相手が海外顧客のため、時差のある環境でスピーディに英語でのコミュニケーションが求められます。メールや電話でのやり取り、定期的なWEB会議等が主な業務になりますが、時には海外出張や海外からのお客様の対応もあるため、難易度は高いと感じています。その分やりがいを感じることも多く、技術部や品質保証部、生産現場と連携しながら日東紡の技術・製品を提案し、お客様の課題を解決した時の喜びは格別です。私が最も尊敬している先輩営業の言葉に、「営業で一番重要なのは事前準備だ」という言葉があります。国内外問わず、お客様対応や社内報告などの全ての業務において、事前に自分が望むストーリーの組み立てと、想定されるあらゆる質問への回答を準備していくことが重要だと説いてくれました。現状、まだまだ事前準備が足りないと感じることが多いですが、一つずつ着実に業務をこなし、尊敬する先輩営業のようになれるようこれからも努力を続けていきたいと思います。
日東紡には、若手がのびのびと成長できる環境が揃っている
私が特に強く思う日東紡の魅力は二点です。一つ目は、会社全体で若手をじっくり育ててくれる文化があることです。人事研修が充実しているのはもちろんのこと、周りの先輩社員の厚いサポートも得られる環境の中、若手にも積極的に重要な業務を任せてくれます。二つ目は、社員の働き方です。会社全体として、一人ひとりが効率よく業務を行う意識を持って働いています。業務の繁忙期はもちろんありますが、上司や部署の先輩社員たちと連携しながら、メリハリを持って業務を行っています。趣味や自己啓発に投資できる自分の時間も確保できるため、ワークライフバランスが優れた会社だと感じています。
大型海外案件も任される営業のスペシャリストを目指す
今後の私の課題は、既存のお客様との信頼をさらに構築し、お客様のビジネスにより貢献すること、新規のお客様の課題を解決することにより、自社のビジネスを拡大していくことです。日東紡にしかできない新技術や高付加価値製品を提案すべく、市場ニーズや顧客ニーズをいち早くキャッチし、自社のビジネスの機会を創出したいと思います。先日、先輩方が数年かけて立ち上げていた海外のプロジェクト案件が成立し、私もサポート業務として参加しました。私も将来はそのような海外の案件をリードできるように、製品知識、市場知識の深掘り、お客様との密な関係構築、語学はもちろんのこと、海外特有のビジネス文化などを習得すべく、毎日を大切にしていきたいと思います。