貫井 洋佑 グラスファイバー事業部門 生産技術センター 2013年入社 数理物質科学研究科 物理学専攻修了 生産技術を通じて、社会に貢献していく

日東紡が積み重ねてきた技術を更に発展させて継承する。

幅広い視点でグラスファイバーと向き合う

私が所属する生産技術センターは、グラスファイバー部門の生産性向上や更なる高付加価値製品の量産化を実現するための設備及び技術開発を担っています。私は、入社後に基礎研究を担当し、その後商品開発担当を経て、生産技術センターに異動しました。現在は主に、設備の生産性や製品の市場競争力向上のための測定、評価、データ分析等の他、知的財産業務や商品開発業務など、他部署と連携しながら幅広い業務に携わっています。生産技術の向上は、例えわずかな改善であっても、非常に大きな利益に繋がります。従って、新しい生産プロセスの提案には、測定や試作を行うだけでなく、コストの試算等も不可欠であり、常に事業全体を俯瞰する視点でグラスファイバーに向き合っています。

販売まで見据えた生産プロセスを設計する

今までのキャリアを通じ、グラスファイバーの生産工程に幅広く携わってきたことで、様々な角度から生産技術を捉えることができるようになったと感じています。製品の市場競争力を高めるためには、単に生産設備・技術を発展させるだけでなく、「今ある設備・技術で何を作るか」「どれだけのコストをかけて作るか」「作った製品をいくらで売るのか」といった販売を見据えた生産プロセス全体の設計が求められます。現在の部署は、業務の特性から機電系専攻の技術者が多く、物理を専攻していた私は異色の存在だと思います。しかし、様々な生産工程に携わってきた経験は、生産プロセス全体のデザイン・マネジメントという視点から生産技術を向上させる上で、大きな強みになると考えています。現在はまだ勉強が必要なことばかりですが、より多角的な視点でプロセス設計ができる技術者になることを目標に、様々な業務に積極的に取り組むよう心掛けています。

常に挑戦を続ける社風のなかで

1938年に日本で初めてグラスファイバーの工業化に成功した日東紡は、70年以上もの長きにわたり、トップブランドとして社会に貢献してきました。その過程で積み重ねてきた製品、生産技術、現場力は企業の大きな財産であると感じています。一方、こうした長い年月を経て確立されたノウハウを更に発展させるためには、困難な課題に立ち向かい、解決しなければならないこともありますが、一人では解決できない課題でも、日東紡は周囲の方々と協力して挑戦できる環境があり、達成感や成長を実感することができます。また、課題に取り組む上で、過去の技術を紐解いてみると、各時代で先人たちが模索してきた跡が伺え、私も今ある技術を更に発展させて次の世代に引き継げるよう、チャレンジ精神を忘れずに進み続けたいと思っています。現状に満足せず常に挑戦を続けてきた歴史こそ、日東紡の社風であり、強みであると感じます。