広い視野と深い知識、
そして経験が重要な仕事
河村 美貴
本部
経理財務担当
2016年入社
法学部卒
「お金の動き」を理解した上で、様々な挑戦をしてみたい
私は入社後1年間は、経理第二グループという部署で連結決算を担当していました。私以外の人はみんな公認会計士の有資格者という刺激的な環境の中、法学部出身の「経理・税務素人」である私は正直なところとまどいもありました。しかし、新人時代に部長をはじめとした多くの方から丁寧に指導をしてもらえたため、現在までに経理業務で必要となる知識の土台を得ることができました。その後、2017年5月に経理第一グループに異動し、現在は単体決算及び税務を担当しています。就職活動時は様々な業務に携わりたいと考えていましたが、経理業務に携わることは想像していませんでした。ただ、この先どんな職種に就くとしても、「お金の動き」を理解することは有益なことだと実感しています。連結決算、単体決算に携わってきましたので、いずれは財務も経験し、その後は事業部での業務へ挑戦してみたいと思っています。
日東紡の根幹を支える業務という責任
日東紡に入社を決めたのは、主力製品であるグラスファイバーに興味を持ったからでした。一つの素材でいろいろな最終製品に使われることに、素直に驚きを感じました。経理財務部は、製品と直接関わる部署ではありませんが、お金の流れを止めないためにも会社の状態を正しく把握するという重要な役割を持っています。例えば、経理第一グループの担う単体決算の業務は、上場企業として四半期毎に有価証券報告書の開示を行うための重要な基資料となります。また、社内においては経営判断のための重要資料にもなります。これらの資料を正確に、そしてタイムリーにまとめ上げることが私たちには求められるのです。日東紡という企業が成長し、世の中に対してより良い製品を送り出すための活動の根幹を支えているという責任こそが、経理業務では大切になると考えています。日々の業務は伝票確認などが主になりますが、その一つひとつの業務が、企業がステークホルダーに対して誠実であるために重要な業務であると日々実感しています。
成長を実感できる風土があることが魅力に
日東紡は若手をみんなで育てようという社風のため、不安なことがあればすぐに相談できる雰囲気があります。だからこそ、その時々において「自分には、ややハードルが高い」と思われる業務でもどんどん任されます。私の場合は、経理第一グループに異動後まもなく、海外子会社の消費税申告を任されました。会社としても初めて行う業務でしたが、周囲の力を借りながら海外子会社の仕入れや売上の仕組みについて理解し、複雑な消費税申告の税額計算を頭に入れ、一から申告書を作るという業務に立ち向かいました。幸い、1年目に連結決算を担当していたので、海外子会社の決算書の数値を円換算する際に使用するレートなど、新人時代に得た知識や経験を活かすこともできました。また、子会社の決算書のチェックを行い、必要に応じて修正の依頼を行うなど、業務を通じて広い視野と知識を得ることができたと感じています。キャリアに関係なく、責任のある仕事を通じて成長を実感できることは、日東紡ならではの社風だと感じています。そしてただ単に任せるだけではなく、不明点があれば手厚くフォローするという気持ちを持った人が集っていることもまた、日東紡の魅力ではないかと感じています。